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リフォーム業界では、悪徳業者による「点検商法」の被害が年々増加しています。
近年は、SNSや求人サイト等を利用して犯罪実行犯を募る「闇バイト」で、屋根工事の詐欺被害がニュースにもなりました。突然の訪問や無料点検の提案には、これまで以上に注意が必要です。
突然の訪問で下記のようなことを言われたことはありませんか?
上記のような内容で不安を煽り、工事の契約を結ばせる点検商法の手口が用いられています。
悪徳業者の手口と回避方法を解説し、安心してリフォームを進めるためのポイントをご紹介します。
詐欺被害を防ぎたい方や、初めて屋根工事を依頼する方はご参考にしてください。
悪徳業者による被害は年々深刻化しており、リフォーム工事の中でも「点検商法」を用いた被害が目立っています。
点検商法とは、点検を口実に住宅へ訪問し、消費者の不安を煽るなどして高額な契約を結ばせる悪質な商法です。特定商取引法で禁止されている「威迫困惑」(特定商取引法第6条第3項)に該当するため、違法行為となります。
国民生活センターによると、点検商法に関する相談件数は、増加傾向にあります。
| 年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 |
| 相談件数 | 923件 | 1,157件 | 1,824件 | 2,352件 | 22,885件 |
悪徳業者は突然家を訪問し、「屋根に損傷がみられます」「屋根が剥がれかかっています」「近所で屋根工事を行っています」「屋根の瓦がずれている。雨漏りはないか。」といった不安を煽る言葉で矢継ぎ早に話しかけてきます。
じっくり考えさせる時間を与えず、屋根の修理が必要だと信じ込ませるのです。
「無料で点検します」と言われるとつい応じてしまいがちですが、これも典型的な詐欺手口の一つです。点検後に大掛かりな修理が必要だと嘘をついて、高額な契約金額を迫るケースがあります。
悪徳業者は通常では考えられないほどの値引きを提示し、契約を急がせます。
「今日中に契約すれば特別価格にします」という言葉には要注意です。
「火災保険が適用される」などと偽り、実際には対象外の修理を提案することもあります。 このようなケースでは、後になって高額請求が発生する可能性があるため注意しましょう。
突然訪問してくる業者を安易に家に入れたり、屋根に登らせたりしないことが重要です。
わざと屋根を傷つける悪質な手口も確認されています。
また、家に居座り、契約を強要してくる恐れがあります。
「無料で点検します」と言われるとつい応じてしまいがちですが、これも典型的な詐欺手口の一つです。
点検後に大掛かりな修理が必要だと嘘をついて、高額な契約金額を迫るケースがあります。
返事は後からすると伝え、必ず名刺を受け取りましょう。
名刺も持っていない業者にいたっては、言語道断です。
信頼できる業者を見極めるために、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
これにより工事の相場感を把握し、不当な価格か、適切な価格かどうかを見分けることができます。
訪問営業のセールスマンが来ても、その場ですぐに契約してはいけません。
たとえ優良な外壁塗装業者だったとして、よく検討されてから答えを出しても遅くはないはずです。
契約を急がせる業者は信用ができません。
とりあえず名刺だけもらっておいて断りましょう。名刺すら持ち合わせていないような業者は言語同断です。
しかし威圧的な態度で調子の良いことばかり言われ、なかなか断れないということもあるでしょう。
そんなときは
「家族と相談して決めます。」
「知り合いの工務店さんに連絡してみます。」
など、この場では契約しません、という意思表示をしましょう。
提示された見積書に、作業の工程や使用する塗料名、塗装面積などが記載されているでしょうか。
「塗装一式」などのあいまいな記載で全てひとくくりにされていないでしょうか。「雨樋の塗装もしてくれると言っていたのにしてくれなかった」と後からトラブルになるかもしれません。たとえ安くても、見積りと同じく施工もおおざっぱなのでは、と心配になります。
逆に、事細かに記載されていても塗装のプロではないお客様には何のことか分からないという項目もあるでしょう。そういったことも納得いくまで聞いてみましょう。
いずれにしても、見積書が分かりやすいかどうかで、お客様の立場になって考えてくれている業者かどうか、ある程度分かるものです。
ネットで調べてみるというのも有効な手段です。現在ではほとんどの業者や会社がホームページを持っています。
「屋根塗装 仙台」というキーワードで検索してみましょう。
すぐに調べたい業者のホームページが探せると思います。
しっかりと施工を行っている会社であれば、これまでの実績や施工事例が紹介されているはずです。
ホームページで施工実績が掲載されているか確認しましょう!
作業をやりっぱなしで、あとは連絡しても確認しにきてくれない、作業代金を支払ったら、全然、連絡がつかない、など、困った業者さんもいます。
作業後も不具合があった場合、すぐにかけつけてくれる、もしくは、将来のメンテナンスについても相談に乗ってくれる、そのような塗装業者を探しましょう。
上記が全てがクリアできていれば、取り敢えずは信用してもよい業者と言えるでしょう。
さらに、見積りで点検に来た担当者には疑問・質問を遠慮せずにぶつけてみましょう。
多くの優良業者なら、お客様にしっかりとご納得いただいたうえで塗装工事を進めたいと考えるはずですから、ごまかしたり、根拠なくやたらと大げさに話す担当者はあまり信用できないと思います。
「焦って契約をしてしまった……」
このような場合もご安心ください。
契約してから8日以内ならクーリングオフ制度をご利用できますし、消費者生活センターなどの第三者機関にもご相談できます。
クーリングオフ制度は訪問販売や電話勧誘で商品の購入、サービスの契約をした場合、8日以内なら無条件で申込を撤回したり、契約を解除したりできる制度です。
契約をしてしまった場合は、8日以内に契約書にある会社宛に申込の撤回、契約の解除の旨を書面で通知してください。
業者が契約解除をごねたり、威圧的な態度をとってきたりする場合は、クーリングオフできる期間が延長されます。
ご不明な点や不安がある方は「消費者生活センター」の窓口にご相談することをおすすめします。
屋根塗装など外装のリフォームはそれなりにお金がかかります。「失敗してしまったから、他のところに頼もう」とはいきません。即断で契約するのではなく、じっくり考えてから結論は出してください。
営業で不安を煽る業者、やたらと調子のいい業者にはお気をつけください。
あんしんリフォームでは「業者にこんなことを言われたけど、本当?」、「すごくお安くしてくれてお得に感じたけど、適正な価格なのか?」など、皆様が不安や疑問を感じたことについてのご相談も受け付けております。
屋根塗装のことでお悩みがありましたら、どんなことでもあんしんリフォームにご相談ください。お客様のご心配ごと、私達が解決致します。